光の都と闇の都の選択

八陽火です。


「ここへ来なさい。
 小羊の妻である花嫁を見せてあげよう。」
この天使が、霊に満たされた私を大きな高い山に連れて行き、聖なる都エルサレムが神のもとを離れて天から下って来るのを見た。
都は神の栄光に輝いていた。
その輝きは、最高の宝石の様であり、透き通った碧玉のようであった。
都には、高い大きな城壁と十二の門があり、それらの門には十二人の天使(十二使徒)がいて、名が刻みつけてあった。
イスラエルの子らの十二部族の名であった。
(ヨハネ黙示録21章9~12行)


地上の仮初めのエルサレムとは違う、真のエルサレムの降臨で、この箱船の建造の為に、イエスは太陽に昇天される姿をあえて見せられました。
かつてマグダラのマリアが、まだ見ぬイエスの翼の方の象徴を持っていた時、エルサレムの象徴も持っていたのは、十二の星の冠を持つ翼の方が、イエスの聖霊で妻である為です。
そしてエルサレムが十二の門を構えるのも、イエスの聖霊の栄光の写しで、それぞれ命の木の十二個の実の入口となっています。


イエスは一同に言われた。
「はっきり言っておく。
 新しい世界になり、人の子が栄光の座に座る時、あなた方も、私に従って来たのだから、十二の座に座ってイスラエルり十二の部族を治める事になる。~」
(マタイ福音書19章28行)


十二使徒は、十二個の命の木の実の象徴であり、各真理の御言葉の具現者です。
ゆえに千年王国終りに、イエスの翼の方と地上で使命を共に果たすのです。
そして右と左に分ける裁判の後、降臨したエルサレムのそれぞれの十二の門から、十二使徒たちは右の民を率いてエルサレムに入ります。
また、産んだ赤子と違い、地上に残ってエルサレムを待たれた(ヨハネ黙示録12章)イエスの翼の方は、民たちと入城されてエルサレムに聖霊の火を入れられ、箱船は光の宇宙に飛ぶ為の翼を得る事になります。


私は都の中に神殿を見なかった。
全能者である神、主と小羊とが都の神殿だからである。
この都には、それを照らす太陽も月も、必要でない。
神の栄光が都を照らしており、小羊が都の明かりだからである。
諸国の民は、都の光の中を歩き、地上の王たちは、自分たちの栄光を携えて、都に来る。
都の門は、一日中決して閉ざされない。
そこには夜がないからである。
人々は、諸国の民の栄光と誉れとを携えて都に来る。
(ヨハネ黙示録21章22~26行)


この栄光のエルサレムの住人となる為には、現代に現れる大淫婦バビロン(ラハブ・陰府)の都から、離れなければなりません。


天使はまた、私に言った。
「あなたが見た水、あの淫婦が座っている所は、さまざまの民族、群衆、国民、言葉の違う民である。
 また、あなたが見た十本の角とあの獣は、この淫婦を憎み(闇の主導権争い)、身に着けた物をはぎ取って裸にし、その肉を食い、火で焼き尽くすであろう。
 神の言葉が成就する時まで、神は彼らの心を動かして御心を行わせ(神は格が違う証明)、彼らが心を一つにして、自分たちの支配権を獣に与えるようにされたからである。
 あなたが見た女とは、地上の王たちを支配しているあの大きな都の事である。」
(ヨハネ黙示録17章15~18行)


光の信仰者は、闇の権威と栄光を退け、都エルサレムの門を通り、新しい世界に至らなくてはなりません。
常に準備は進んでいるのです。
アーメン