ヨブ記の真実の戦い

サタンは主の前から出て行った。

サタンはヨブに手を下し、頭のてっぺんから足の裏まで酷い皮膚病にかからせた。

ヨブは灰の中に座り、素焼きの欠片で身体中をかきむしった。

彼の妻は、

「どこまでも無垢でいるのですか。神を呪って死ぬ方がましでしょう。」

と言ったが、ヨブは答えた。

「お前まで愚かな事を言うのか。私達は、神から幸福を頂いたのだから、不幸も頂こうではないか。」

この様になっても、彼は唇をもって罪を犯す事はしなかった。

(ヨブ記2章7~10行)


過去ログでも扱ったヨブ記の謎ですが、新たな報せで新たに見えた真実があり、改めてヨブ記の真相を解釈します。

まず、人間にはそれぞれ担当する御使いがおり、見えない形で人間の自由意思の人生を見ています。

その担当者を寝ずの番人にチェンジされてしまい、いきなりヨブは苦難におかれます。

サタンは崖から突き落とす試練で信仰を試し、些細な点を見逃さず仕事にかこつけて罰するダメ出しの指摘屋ですから、最初から不幸をもたらす一手なのも当然です。

ですが、大事な事は彼の妻の誘いにあります。

ヨブ記を読み進めれば分かりますが、彼の妻には闇の聖霊女王ラハブ(又は淫婦バビロン・黙示録17、18章)が表れて陰府へと誘ってます。

むろん、主は承知の上ですので担当者交代が実現しました。

この後、ヨブの親しい三人の者がヨブのもとを訪れ、論争になります。

ですがこの三人は、寝ずの番人を担当者としている者たちで、寝ずの番人の口寄せとなり、ヨブを追い詰めていきます。

ルシフェルがいないだけで、ヨブはラハブと寝ずの番人の攻撃の中に置かれてしまいます。

ただ、驚いたのがヨブの知識で、読み進めて行くと明らかにラハブと寝ずの番人に関する知識を持っており、その為に主はサタンの担当チェンジを認め、ヨブ自身に身辺整理の戦いに挑ませられた様です。


肉体の力に女より秀でた男は、弱肉強食の自然界の法則を真理の様にとらえ、女よりも霊に対しての資質が必然的に低くなっています。

レビ記17章11行で、主が血には命が宿っていると説明されておられる様に、始めから男よりも霊力が高い女は、その為に生理という現象で調整が入ります。

創世記のイブのミスだけが原因ではありません。

女は始めからの霊力の資質から、サウル王が頼った口寄せの様に、禁じられた口寄せになる事ができます。

ただし、死者の呼び出しには陰府の許可が必要であり、結果的にラハブの洗礼を受け闇の聖霊候補となってしまいます。

これが口寄せが禁じられる理由です。


ヨブは9章でシェア人ビルダドを通じて仕掛けてくる寝ずの番人に、「神は怒りを抑えられる事なく、ラハブに味方する者も神の足下にひれ伏すであろう。」と怯まず戦ってます。

また26章では、「神は御力をもって海を制し(陰府の汚れを封じる塩)、英知をもってラハブを打たれた」と、ヨブは挑発的に寝ずの番人に言い返してます。


ですが、御使いの助けない中での寝ずの番人との戦いに疲れ、自暴自棄になり出てくる言葉が汚れて行きます。

その時にエリフという四人目の者が出てきます。

最終的に前の三人と違い、神の怒りを買わなかった人間で、恐らく御使いが担当者の者でしょう。

それから、主がヨブと話す事になります。

最も、自暴自棄になってる時点で、徐々に寝ずの番人の代弁者と成っていっており、正式には主と寝ずの番人の戦いとなってるのですが。

主の前だと本音を見せませんが、ヨブの口というワンクッションが入り言い逃れの保険がかかる事で、寝ずの番人は本心を見せ始めます。

最終的にはヨブの汚れ払いが済み、寝ずの番人に奪われたものを取り戻す事になりますが、文章で感じる以上の言葉を失う戦いでした。

生物である人間が一人で戦うには、あまりにも非力な挑戦ですから。


話は変わりますが、八陽火は長く寝ずの番人と奴らが担当するキリスト教徒盗賊団と戦ってます。

正式には光の七つの教会と闇の七つの教会の、五番目同士の戦いなのですが、闇の教会メンバーにしようと誘い、担当権を寝ずの番人へと奪いに陥れて来ますから、こちらに来られた方々は甘言に注意して、こちらの無償開示を受け取るに止まるよう願います。

また女性は、ラハブの手が自身にのびないよう、キリスト教徒盗賊団には注意してください。


今回はここまで。

アーメン