20220821

また、天に大きなしるしが現れた。

一人の女(生誕されたイエスの翼の御方)が身に太陽をまとい、月を足の下にし、頭には十二の星(十二使徒)の冠をかぶっていた。

女は身ごもっていたが、子を産む痛みと苦しみのため叫んでいた。

~女は男の子(新しいインマヌエル)を産んだ。

この子は、鉄の杖ですべての国民を治める事になっていた。

子は神のもとへ、その玉座へ引き上げられた。

女は荒れ野へ逃げ込んだ。

そこには、この女が千二百六十日の間養われるように、神の用意された場所があった。

~竜は、自分が地上へ投げ落とされたと分かると、男の子を産んだ女の後を追った。

しかし、女には大きな鷲の翼(最大級を表す聖霊の翼)が二つ与えられた。

荒れ野にある自分の場所(エルサレム)へ飛んで行くためである。

女はここで、蛇から逃れて、一年、その後二年、またその後半年の間、養われる事になっていた。

蛇は、口から川のように水を女の後ろに吐き出して、女を押し流そうとした。

しかし、大地は女を助け(大地を司る御使いのサポート)、口を開けて、竜が口から吐き出した川を飲み干した。

(ヨハネ黙示録12章)


千年王国の終わりに、イエスの翼の御方が、イエスのように自ら生誕されます。

そして今より二千年前に、十二使徒たちをサポート(使徒言行録2章1~4行)されて仕事をされたように、今度は共に生誕されて地上での最終使命に臨まれます。

イエスの福音伝道の三年半、二人の証人の三年半(ヨハネ黙示録11章3行)に続く、最後の三年半の祭儀の集大成です。

エリヤが洗礼者ヨハネとして、二度目の使命で生誕したように、十二使徒たちも同じように臨まれます。


勝利を得る者を、私は自分の座に共に座らせよう。

私が勝利を得て、私の父と共にその玉座に着いたのと同じように。

(ヨハネ黙示録3章21行)


イエスは言われた。

「はっきり言っておく。

新しい世界になり、人の子が栄光の座に座る時、あなた方も、私に従って来たのだから、十二の座に座ってイスラエルの十二部族を治める事になる。

私の名の為に、家、兄弟、姉妹、父、母、子供、畑を捨てた者は皆、その百倍もの報いを受け、永遠の命を受け継ぐ。

しかし、先にいる多くの者が後になり、後にいる多くの者が先になる。」

(マタイ福音書19章28~30行)


ヨハネ黙示録3章21行部分は、七つの教会宛ての手紙の、第七番目の手紙部分であり、七千年期に起こる事です。

イエスの翼の御方と共に、二度目の使命に臨む事を預言しており、エリヤ=洗礼者ヨハネを人の目線で見ると、一度目となったエリヤの仕事に比べ、二度目に臨んだ洗礼者ヨハネの仕事は見劣りするかもしれません。

エリヤが起こした多くの奇跡は、とても派手ですから。

ですが玉座の王イエスの為に、預言者のなりそこない達の歪み姿勢と教義を退け、主の道を真っ直ぐにし、水の洗礼を王に行うという、たった一人の特別な使命に臨んだ洗礼者ヨハネは、一度目のエリヤの時とは霊格が全く違っています。

同じように、二千年前に終末時間や聖霊の真実に乏しかった十二使徒たちは、一度目の時の霊格の壁を超えて二度目の使命に、光の聖霊候補の中心たるイエスの翼の御方と臨みます。

イエスの翼の御方が、十二の星の冠をかぶっているのは、その為です。

現終末の七つの星が、七つの教会の天使たち(ヨハネ黙示録1章20行)と報せがあるように、十二使徒たちも生誕した御使いとして臨む以上、二千年前とは霊格が違う事は明らかです。


「屠られた小羊は、力(第一の星)、富(第二の星)、知恵(第三の星)、威力(第四の星)、誉れ(第五の星)、栄光(第六の星)、そして賛美(第七の星)を受けるにふさわしい方です。」

~「玉座に座っておられる方と小羊とに、賛美、誉れ、栄光、そして権力(イエスの第八)が、世々限りなくありますように。」

(ヨハネ黙示録5章12、13行)


右の手に七つの星を持つイエス御自身が、第八として在られます。

七つの星たちは、第一から第四の一度目の使命の者たちと、第五から第七の二度目の者たちとイエスで、二つのケルビムグループとなっています。

そして頭とされた、ペトロとヤコブとヨハネの三人が象徴する十二使徒たちは、セラフィムグループです(イザヤ書6章2行)。


セラフィムは玉座の王の頭上をも飛べる通り、聖霊色が強く霊格も上で、玉座を支え運ぶ車輪のケルビムとは象徴が違います。

これが今回の終末で、最後の使命となり先となる七つの星たちと、千年後の使命で後となる十二の星たちの、先の者が後になり後の者が先になる意味の部分です。

こちらの宇宙ではアダムが先となり、後からアダムのあばら骨からエバが造られましたが、光の宇宙では逆になる事を報せてるからです。

セラフィムの象徴が女で、ケルビムの象徴が男ですから。

ですから皮肉にもルシフェルもケルブなのです(エセキエル書28章14行)。


雨が四十日四十夜地上に降り続いたが、まさにこの日、ノアも、息子のセム、ハム、ヤフェト、ノアの妻、この三人の息子の嫁たちも、箱舟に入った。

(創世記7章12行)


箱舟はノアと家族八人で造られました。


「ここへ来なさい。

小羊の妻である花嫁を見せてあげよう。」

この天使が、『霊』に満たされた私を大きな高い山に連れて行き、聖なる都エルサレムが神のもとを離れて、天から下って来るのを見た。

(ヨハネ黙示録21章9、10行)


同じように天から降りて来る、箱舟エルサレムも、七つの星の第五から第七の者と、イエスとで建造されます。

現在の終末の使命が終わったら、八陽火は箱舟エルサレム造りの仕事が決まっており、その報せが来た事は使命時間と人生の終わりが迫っているプレッシャーでもあります。

まだ一度目が終わっただけの第一から第四の七つの星たちは、箱舟エルサレムに乗れない以上、関われませんから、千年王国終わりに天を急襲する竜の軍勢(ヨハネ黙示録12章7行)が、必ず箱舟エルサレムの破壊に来る以上、十二の星たちの留守でも守りぬかなくてはなりません。

天も空間内も安穏としているわけではなく、崇高な計画と反対派の綱引きが交錯しているのですから、目覚めている事は大変重要な意味を持っています。


千年王国の終わりに、イエスの翼の御方を先頭に十二使徒たちと救いに至った民たちが、箱舟エルサレムに入城します。

そして小羊の妻であるイエスの翼の御方は、エバのオリジナルの姿で箱舟エルサレムを光の宇宙へ飛び立たせます。

それはあの御方の鷲の翼でなくては、実現できない事です。

預言者のなりそこないの教義と神学に毒されて、寝ずの番人たちの誘導に惑わされないようにしましょう。

堕天使は全く人間に仕える気など無いのですから。

アーメン