20220719
例のカルト教会のニュースを見て、空港勤務時代に会った、○光とかいう密教系?にいた人の事を思い出しました。
その人は辞めたきっかけが、たまたまネットでその集団を叩くサイトを見つけたからだと言ってました。
そして独自思想と思っていたハルマゲドンとかが、他の宗教からのパクリで、他にも古今東西のパクリから独自ブレンドされた教えと分かり、目が覚めたそうです。
今回のカルト宗教の信者も、同じように思考力と客観的な視点が奪われており、マニュアル的な悪の統制を強く感じます。
最も、これはオウム真理教でも見られた手法ですから、世界の中での日本人特有?の宗教無垢が引き起こす弊害とも、痛感させられます。
久しぶりに見たジャーナリストの有田さんが、政治家と警察における闇を指摘していました。
利益宗教の政党が与党の国で、当選しなければただの人という恐怖ゆえの繋がりもあるのですから、本当にカオスだなと思います。
前にアルバイト先で会った仏教系?信者が、選挙応援で休みますと穴を空けて迷惑でしたが、かり出されて無償で手伝っても、無能だからと団体の会社から追い出されてアルバイトに来てましたから、出世できない信者は何処の団体でもリスペクトされないんだなと、宗教組織の同じ闇が今回の事件でも思い出されました。
最も、脱会信者も有田さんも同じ事を言ってましたが、一般信者は真面目で優しい人たちだというのですから、この問題の奇妙な難しさを考えさせられます。
人間の持つ順応性と対応力が、時として罪深いなと痛感させられますから。
わたし、エノクは力の主、永遠の王を誉め称えていた。
するとみよ、『見張りの者』らが私を呼ぶではないか。
「義の書記なるエノクよ、行ってあの天の『見張りの者』らに言え。
彼らは高い天を離れ、聖なる永遠の住まいを棄てて、女と交わって身を汚し、地上の子らのする事に倣って妻をめとったのだ。
さあ、彼らに告げるのだ。
『お前たちは地上に恐ろしい災いをもたらした。
お前たちには平安も罪の許しも与えられない。
お前たちが自分の子らに楽しみを見出だすかぎり、お前たちは愛する者が殺されるのを見、子らが滅びるのを嘆くようになろう。
そして、いつまで嘆願しても、憐れみと平安を得る事は出来ないであろう』と(ユダの手紙6行)。」
そこでエノクは出て行って、言った。
「アザゼルよ、お前は平安を得る事が出来ない。
お前を縛ってしまえという厳しい判決がくだされたのだ(第二ペトロの手紙2章4行)。
お前には赦免も休息も与えられない。
お前が不義を教え、人々に不信と不義と罪のしわざを示したからだ。」
それから私は行って彼らすべてに語った。
彼らはみな恐れ、恐怖とおののきが彼らを捕えた。
そこで彼らは私に求めて彼らの為に赦免をうる為の嘆願書を書かせようとし、またその嘆願書を天の主の御前で読み上げてもらおうとした。
なぜなら、そのとき以来かれらは主に向かって直接語る事はもとより、彼らが訴追された罪を恥じるあまり眼を天に上げる事すら出来なくなっていたからである。
それで私は彼らの嘆願書を書き、彼らの霊と行いに関する祈願と、彼らの罪が赦され生きながらえられるようにという祈りとを書き記した。
そしてダンの地にあるダンの川の辺り、ヘルモン山の西南に出て行ってそこに座り、嘆願書を読んでいたのだが、その内についにそこで眠ってしまった。
すると、渡しは夢を見た。
夢の中で私は異象を見たのだが、それは刑罰に関する異象であった。
やがて一つの声が聞こえ、その幻を天の子らに伝え、彼らを訓戒するようにと命じるのだった。
私が眼を覚まして彼らの所へいってみると、彼らはレバノンとヘルモンの中間のアビレネに集まって顔を手で覆って泣いていた。
私は彼らすべての前で、私が眠っている間に見た幻を語り、義の言葉を説き始め、天の『見張りの者』らを訓戒した。
(エチオピア語エノク書3~9)
上位存在ですら罪を成立させて、神の逆鱗に触れるのですから、人間程度が揺るがなく立てなくとも、何の不思議もありません。
導き手がこの有り様で、地上にノアの大洪水の浄化を呼び込んだのですから、見張りの者に劣る人間の指導者が、歩める神の道に導けないのも、当たり前といえるのかもしれません。
神との間に、宗教を通じてのワンクッションが本当に不可避なのかに気付ける者は、幸いです。
アーメン
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