20220604

役所で簡単な案内業務をしていると、言葉に詰まってしまって苦笑いされるお客様がいます。

若い方だとアッケラカンとして、用件をハッキリと言われるのですが、ある程度の年齢の方くらいから見られる事で、内容は離婚手続きです。

業務として日々行っていると、ほぼ毎日誰かしら手続きに来られ、八陽火は淡々と窓口を伝えています。

本来なら止めるべきでしょうが、本当にジレンマに苛まれますね。


ファリサイ派の人々が近寄り、イエスを試そうとして、「何か理由があれば、夫が妻を離縁する事は、律法に適っているでしょうか」と言った。

イエスはお答えになった。

「あなた達は読んだ事がないのか。

『創造主は初めから人を男と女とにお造りになった。』」

そして、こうも言われた。

「それゆえ、『人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。

だから、二人はもはや別々ではなく、一体である(セラフィム・ケルビムは三組の夫婦による構成)。

従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。』」

すると、彼らはイエスに言った。

「では、なぜモーセは、離縁状を渡して離縁するように命じたのですか。」

イエスは言われた。

「あなた達の心が頑固なので、モーセは妻を離縁する事を許した(個人の持つ自由意志の権利)のであって、初めからそうだったわけではない。

『言っておくが、不法な結婚でもないのに妻を離縁して、他の女を妻にする者は、姦通の罪を犯す事になる(他人の聖霊候補を汚す為)。』」

弟子たちは、「夫婦の間柄がそんなものなら、妻を迎えない方がましです。」と言った。

イエスは言われた。

「誰もがこの言葉を受け入れるのではなく、恵まれた者だけである。

結婚できないように生まれついた者、人から結婚できないようにされた者もいるが、『天の国の為に結婚しない者もいる。(エリヤ、洗礼者ヨハネ、イエス、ゼベダイの子ヨハネ、十四万四千人など)』

これを受け入れる事のできる人は受け入れなさい。」

(マタイ福音書19章1~12行)


救いに至る狭い門を通る者が少ないと預言された理由の一つを、強く実感できます。

アダムとエバの創造に、御使いと聖霊の結婚の秘義が込められていますから、本当に高い神聖さに繋がる道です。

十四万四千人のように、地上の聖霊候補から娶る事なく、天の聖霊と婚姻する者は例外ですから、多くの人々は正当に自身の分け御霊となりうる方に、導いていただく必要があります。

そして、セラフィム・ケルビムへと至った先に、次の光の世界での真の人生(神生)の第一歩が始まります。

人間のようなかりそめの命の胎児ではない、真の生誕者としての、神々と称される民の道です(ヨハネ黙示録21章24~27行)。

この偉大な道程に至る可能性を、失わずに信仰にとどまる者は幸いです。

アーメン