20211012

人と向き合う仕事は、本当に工場より大変です。
肉体疲労は休めば回復しますが、精神的疲労はそう簡単ではありませんから。


三週間前位からでしたか、四年ぶり位に血圧が上がってました。
ここ二年位は低血圧の睡眠障害と肩こり頭痛に悩まされてましたから、予想外の事で、職種の違いによる変化に驚いてます。
今は血圧対策をして、食後以外はギリギリのラインまで下げましたが、来年の春の終了までは、高い状態が続きそうでもありますね。


昨日は、メンタルに少し問題を抱えている客に、「なんや、俺がなんかしたつやっ!!」と、役所内で突然怒鳴られました。
やっと仕事に就いたがゆえのストレスもあったのか、昨日は持病的な興奮モードにあったようで、慣れた人もなだめるのに苦労してました。
医師の診断書が出てる人なので、こちらも介護士や看護士の姿勢で望むべきなのか、悩まされます。
脳の事ゆえに、見た目には健康で元気な青年にしか見えませんし。
ただ中身が、小学校高学年位に感じる人で、回りもそういう意識で接してますから、正面からそういう人の案件に向き合う職員には、本当に感心させられます。
この客が来る担当課には、多くの種類の症状の方が来られますから、心労が終わる事がありませんね。
八陽火は引っ越しや転職でもない限りは、役所なんて行きませんから、なぜか頻繁に来るこの課の客たちは、本当に以外で苦労を予測出来ていませんでした。
あさっては、何度も警察に任意同行されている、役所の裏スター的存在が来ますから、嫌われている事もあり、仕事上悩まされています。
専門家の診断を聞くと、レギオンが居そうな人物にも感じますから、対応を考えさせられます。
最も、起きている時の八陽火の目に映ろうとする闇の霊はいませんし、寝ずの番人が物言いに来るのも寝てる時ですから、中にいても現れる事はないでしょう。


おとといの日曜日、GYAOの海外ドラマで、サウス・オブ・ヘルという無料番組を見ました。
有名なエクソシスト系の連続ドラマで、エンターテイメントです。
脚本家は、悪霊を悪霊で退治するスタイルにしており、番組内から感じる神不在には、多くの現代人の本心にも感じました。
それが役者が言う台詞であっても、代弁している印象には、リアリティを覚えさせられます。


さて、イエスは通りすがりに、生まれつき目の見えない人を見かけられた。
弟子たちがイエスに尋ねた。
「ラビ、この人が生まれつき目が見えないのは、誰が罪を犯したからですか。
 本人ですか。
 それとも、両親ですか。」
イエスはお答えになった。
「本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。
『神の業がこの人に現れるためである(天でイエスか書記した福音書に、人の子が創造主の印しで癒す事が預言されている)。』
 私たちは、私をお遣わしになった方の業を、まだ日のあるうちに行わなければならない(天地創造は昼間行われた)。
 誰も働く事の出来ない夜が来る(夜は天地創造を休まれた)。
 私は世にいる間、世の光である(創造一日目の「光あれ」の光の方自身)。」
こう言ってから、イエスは地面に唾をし、唾で土をこねてその人の目にお塗りになった(土の器のアダムの目を造った再現)。
そして、「シロアム--『遣わされた者』という意味--の池に行って洗いなさい」と言われた。
そこで、彼は云って洗い、目が見えるようになって、帰って来た。
(ヨハネ福音書9章1~7行)


聖書の他の所では(マタイ福音書15章29~31行)、シロアムの祭儀を通さずとも、見えるように癒されています。
その違いは、御使いと寝ずの番人に向けて、他の誰でもないイエスが創造主である事を、宣言する証しの祭儀でした。
その為にイエスは書記した福音書の時と悟り、印しを実行されました。
シロアム=遣わされた者が、まさに神に遣わされたイエスとして、御使いと寝ずの番人に宣言されたのです。


八陽火は役所で、創造主の作品である人を見ますが、そこにある真意ははかりかねています。
難しいですね。
シロアムで癒された盲人も、偉大な印しとはなっても、冷静になればそこまでの苦労には簡単に納得できないかもしれませんし、イエスの奇跡の証拠として命を狙われもしてますから、個々の人生は人には図りきれません。


それでも御導きください。
アーメン