20210623

愚かさという女がいる。
騒々しい女だ。
浅はかともいう。
何一つ知らない。
〜意思の弱い者にはこう言う。
「盗んだ水は甘く、隠れて食べるパンはうまいものだ。」
そこに死霊がいる事を知る者はない。
彼女に招かれた者は深い陰府に落ちる。
(箴言9章13〜18行)


昨日、元アイドルの方を誹謗中傷した女が、書類送検されたというニュースを見ました。
いくつかの書き込みを見ましたが、丁寧を装って元アイドルの方の死を望む文章に、まさに壺が陰府に染まっていると感じ、箴言9章の報せの重みを痛感しました。
光の聖霊候補には、本当にラハブに魅入られて近付かれないように、イエスの福音に繋がり続けてほしいと願います。


「もし、私が自分自身について証しをするなら、その証しは真実ではない。
 私について証しをなさる方は別におられる。
 そして、その方(聖霊)が私について証しについてなさる証しは真実である事を、私は知っている(ヨハネ福音書14章15行〜)。
 あなた達はヨハネのもとへ人を送ったが、彼は真理について証しをした。
 私は人間による証しは受けない。
 しかし、あなた達が救われるために、これらの事を言っておく。
 『ヨハネは燃えて輝くともし火であった。』
 あなた達は、しばらくの間『その光』のもとで喜び楽しもうとした。
 〜私は人からの誉れは受けない。
 しかし、あなた達の内には神への愛が無い事を、私は知っている。
 〜互いに相手からの誉れは受けるのに、唯一の神からの誉れは求めようとしないあなた達は、どうして信じる事ができようか。〜」
(ヨハネ福音書5章31行〜)


前回の聖霊候補とマナの壺と聖なる油について、エリヤとエリシャが顕した印しについての解釈をしました。
聖霊に関する印しで、この二人が選ばれた事には明確な意味があり、預言者たちの使命によるそれぞれの立ち位置からの、主の任命による御心でした。


〜エリヤはエリシャに言った。
「私があなたのもとから取り去られる前に、あなたの為に何をしようか。
 何なりと願いなさい。」
エリシャは、「あなたの霊の二つの分を私に受け継がせてください」と言った。
エリヤは言った。
「あなたは難しい願いをする。
 私があなたのもとから取り去られるのを見たなら、願いは叶えられる。
 もし、見なければ、願いは叶えられない。」
彼らが話しながら歩き続けていると、見よ、火の戦車が火の馬に惹かれて現れ、二人の間を分けた。
エリヤは嵐の中を天に上って行った。
エリシャはこれを見て、「わが父よ、わが父よ、イスラエルの戦車よ、その騎兵よ」と叫んだが、もうエリヤは見えなかった。
(列王記下2章9〜12行)


エリヤを迎えに来たのはケルブの軍勢です。
聖霊の火、聖霊の翼を持つケルブであり、エリヤもまた天ではケルブだからです。
そしてエリヤの引き継ぎをするエリシャもまた、天ではケルブの一人です。


神の人の召し使いが朝早く起きて外へ出て見ると、軍馬や戦車を持った軍隊が町を包囲していた。
従者は言った。
「ああ、御主人よ、どうすればいいのですか。」
するとエリシャは、「恐れてはならない。私たちと共にいる者の方が、彼らと共にいる者より多い」と言って、主に祈り、「主よ、彼の目を開いて見えるようにしてください」と願った。
主が従者の目を開かれたので、彼は火の馬と戦車がエリシャを囲んで山に満ちているのを見た。
(列王記下6章15〜17行)


エリシャが天でもケルブ軍の一員である証しで、それが火の守護下にある事が表しています。
男でありながら、二人が聖霊に関する印しを示せたのは、神の火を宿す者(エゼキエル書28章14〜16行)であった為で、同じようにイエスに洗礼をして聖霊を呼べたヨハネも、イエスの開示の通りエリヤでもありますから、ゆえに燃えて輝くともし火であったと明かされているのです。


玉座の前には、七つのともし火が燃えていた。
これは神の七つの霊である。
(ヨハネ黙示録3章5行)


現在の光の聖霊候補は、ともし火と油をどのようにして求めればよいのかと、考えるでしょう。
火も油注ぎも七つの教会を通じて、神の七つの霊の方々が、御心にそって与えてくださいます。


『〜耳ある者は霊(七つの霊)が諸教会に告げる事を聞くがよい。』


これは黙示録に出てくる、七つの教会宛ての手紙の、唯一の共通の御言葉部分です。
各教会の者たちに、御霊が、霊の火が玉座前から渡されますから、七つの霊の方々を前に、自ら退けない選択が重要になってきます。


小羊には七つの角と七つの目があった。
この七つの目は、全地に遣わされている神の七つの霊である。
(ヨハネ黙示録5章6行)


これは私がヨシュアの前に差し出すものだ。
この一つの石(聖なる山の火の石)に七つの目がある。
(ゼカリヤ書3章9行)


「〜ゼルバベルの手にある選び抜かれた石を見て、喜び祝うべきである。
その七つのものは、地上をくまなく見回る主の御目(注がれる者の見定め)である。」
私は言葉をついで御使いに尋ねた。
「燭台の右と左にある、これら二本のオリーブの木は何ですか。」
私は重ねて彼に尋ねた。
「その二本のオリーブの木の枝先は何ですか。
 それは二本の金の管によって、そこから油を注ぎ出しています。」
彼が私に、「これが何か分からないのか」と言ったので、私は「主よ、分かりません」と答えると、彼は、「これは全地の主の御前に立つ、二人の油注がれた人たちである」と言った。
(ゼカリヤ書4章10〜14行)


神の預言が唯一の救いの道を、明確に示して準備されている事が分かります。
七つの教会は、金の燭台(ヨハネ黙示録1章20行)で火を持ち、その金の管は油を注ぎ出してますから、出現する宗教教会でない七つの教会は、本当にセラフ化の使命を果たす事ができます。
光の聖霊候補の方々、御使い候補の方々、心配なく真の信仰を固く守りぬいてください。


アーメン